親という名の飼育員

子育て在宅ワーカーの奮闘の日々を綴ります

【在宅ワークの始め方】ライター経験0のド素人主婦が月10万円稼ぐまでにしたこと

WEBライターで10万円稼ぐ方法

これから在宅ワークを始めたいと思っているそこのあなた。でも、在宅ワークってそもそもどうやって始めたらいいのか分からない…という方も多いのでは?

今回はWEBライター経験0のド素人だった私が子育てしながら自宅で月10万円稼げるようになった経緯を、簡単にご紹介します。

在宅ワークってどんな種類があるの?

コロナの影響で世の中のテレワーク化が進み、より一層注目を浴びている在宅ワーク。面倒な人付き合いに悩まされたり満員電車に揺られたりすることもなく、自宅にいながらお金を稼げるなんて最高ですよね! では在宅ワークには具体的にどのような種類があるのでしょうか?ざっと挙げるだけでも、

ライター・データ入力・翻訳・デザイン・ホームページ作成・出品代行・・・

などさまざまな仕事があります。

最近ではテレワーク化によって在宅でできる仕事がもっと多岐にわたるかもしれませんね!

 

私が前職を辞めたのが長男の妊娠中。出産を終えたら保育園に預けてまた働こう…とその時は思っていました。でも生まれたての我が子とゆっくり過ごすなか、「この子の成長は毎日近くで見守りたい!」そんな気持ちが日に日に強くなっていきました。 そこで頭をよぎったのが「在宅ワーク」という選択肢。

長男を預けず家で仕事ができたら、親子で過ごす時間も仕事もどっちもあきらめなくていいじゃん! という安易な考えでした。(実際はそんな簡単なことではなかったのですが…その話はまた詳しく) という訳で、在宅ワークの求人を探すことにしたのです。

 

WEBライターってどんな仕事?

たくさんある在宅ワークのなかで、私が選んだのが「WEBライター」。企業のWEBサイトに掲載するコラム記事、ECサイトに掲載する商品の説明文など、WEB上のあらゆる文章を書くお仕事です。 例えば「新しいパソコンが欲しいな~どれがおすすめなんだろう?」と思ったときに、スマホで検索すると「2020最新! おすすめパソコン10選」みたいなサイトが出てきますよね。

それはきっと1記事数百円~数千円で依頼された、私のようなWEBライターが書いたもの。何かを知ろうとするとき、まず始めにスマホを手に取り検索する今の時代。ほとんどの人が日々のなかでWEBライターの書いた文章に触れているはずです。 私がWEBライターという仕事を選んだのも、「文章書くのは好きだし…よくネットサーフィンしてるから普段読んでるサイトに載っているような記事なら自分にも書けるかも。WEBライターって響きもなんだかカッコイイし…よし! WEBライターになろう!」という簡単な考えからでした。

具体的にどうやって始めたの?

「在宅WEBライター」になる決意をした私は、まずはクラウドソーシングのサイトに登録してみることにしました。

クラウドソーシングとは「CrowdWorks(クラウドワークス)」や「ランサーズ」といった、仕事の発注者と受注者をマッチングしてくれるサービスのこと。 例えば、ある企業が自社サイトに掲載するために「~についての記事を書いてください」という仕事を発注します。すると、ライターの仕事を探している人たちが「私やりたいです! 私にやらせてください!」と応募できる仕組みです。

WEBライターは特別な知識や経験がなくてもなることができます。でも、仕事をくれる人がいないと仕事ができません。クラウドソーシングはそんな駆け出しのライターが仕事をもらう為のチャンスがゴロゴロ転がっている場所で、おそらく多くのライターが通る道でしょう。 たしか私が最初に応募したのは「インテリアに関するまとめ記事の執筆! 書くことが好きなら未経験でもOK!」みたいな求人だったと思います。

簡単なプロフィールや経歴を書いて応募、テストライティング(お題を渡すので試しに1記事書いてください~という、いわゆる簡単な筆記試験のようなもの)を受けて、正式に仕事依頼の連絡をもらいました。 その時はとても嬉しかったのを覚えています。

こうして、晴れてWEBライターとしての初めの1歩を踏み出すことができたのでした。

 

どれくらい稼げるの?

今でこそ月に10万円ほど稼げるようになりましたが、最初はさんざんでした。

そもそもWEBライターの仕事には、文字単価制、固定報酬制、時給制など報酬の形態がいくつかあります。そしてこの中で最も多いのが「1文字○円」といった文字単価制です。 未経験のWEBライターだと、せいぜい1文字1円がいいほうです。1文字0.1円なんて案件もザラです。

1文字0.1円…考えてみてください。1,000文字書いても100円、10,000文字書いても1,000円です。大学のレポートなどでイメージすると分かりやすいかもしれませんが、3,000字の課題って書くのもけっこう大変だと思うのですが、それでも報酬は300円です。 クラウドソーシング上で初めての仕事をもらえただけで「やった~憧れのWEBライターになれた~」と舞い上がっていた私。実際に書き始めてやっと、未経験のド素人が簡単に受かった理由が分かりました。

たしかその記事単価は0.5円だったと思います。寝る間を惜しんで書いても書いても、ひと月数千円にしかなりません。

・・・やってられるか!(言葉悪くてすみません)

正直、最初は全然稼げませんでした。クラウドソーシング上でも単価の高い仕事はあるのですが、評価も実績もないライターにはそんな仕事回ってくるはずもありません。 でも「経験0の自分が文章を書くことで少しでもお金をもらえている」という実感を得られたこと、数をこなすことでしか鍛えられない書くスピードを身に付けられたということは、今でも自分にとってとてもいい糧になっていると思います。

そして「どんどん応募! どんどん書く!」をめげずに続けること数か月(その間の収入は良くても月に2万円ほど、時給換算で500円くらい)。クラウドソーシング上での評価が少しずつたまってきたところで挑戦したのが「記名記事」でした。 WEBライターに依頼される記事には「記名記事」と「無記名記事」があります。

無記名記事はいわゆる匿名なので、頑張って書いて記事が世に出たところで、その記事を書いたのが自分だなんて誰にも知ってもらえることすらありません。

でも、記名記事ならライター名として自分の名前が残るので、実績として積み上げていくことができます。

もちろん書くなら記名記事がいい! というライターは多いので仕事をゲットするには少しハードルが高いですが、その分文字単価も高い傾向にあります。 私もこの記名記事の求人に運よく受かったことで、文字単価が一気に2円まで上がりました。0.5円から2円・・・めちゃくちゃ嬉しかったです。WEBライターとして仕事をし始めて半年が経った頃だったと思います(この時には収入が月に4万円ほど、時給換算で約1,000円までアップしました)。

 

そして記名記事で1年ほど実績を積んだ頃から、クラウドソーシング上ではなく、ライターを募集しているWEBメディアに直接応募するようになりました。記名記事を執筆実績として提示できることが強みとなり、段々と自分が望む単価の仕事をもらうことができるようになりました。 今は記名記事を3サイトほどで書かせてもらっています。文字単価は5円~。(WEBライターを始めて約4年、時給換算で約1500円以上です)。

ということで・・・ WEBライターという仕事は、記名記事の実績をたくさん積むこと&書くスピードを上げて自分自身で時給をUPすることで 「頑張れば稼げる」というのが持論です

この記事が、在宅ワークをお探しのみなさん&これからWEBライターの世界に飛び込もうと思っているみなさんの、お役に立てると嬉しいです。